映画・海外ドラマから学ぶフレーズパート②
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はじめに
こんにちは、Learners編集部です。今回のテーマは”映画・海外ドラマから学ぶフレーズパート”。
人気海外映画やドラマのワンフレーズをピックアップし、日常会話や独特な言い回し等を学んでいこう!というものです。”これすぐ使える!”というものはどんどん使ってみて下さい。
第2弾は映画 『マンマ・ミーア!』と 『ラブ・アクチュアリー』からピックアップしていきましょう!
①映画:マンマ・ミーア!
人気グループ、ABBA(アバ)の曲を全編にちりばめて世界的にヒットしたミュージカルを、メリル・ストリープ主演で映画化。
ギリシャの小さな島に暮らす母と娘に訪れた騒動が描かれますが、日常会話が多いので英語表現も難しくなく、英会話を学ぶにはおすすめの教材です。ABBAの曲も字幕つきで流れるので、意味もわかりやすいですよ。
メリル・ストリープが母親役、アマンダ・セイフライドがその娘役、父親の可能性のある男性役にはピアース・ブロスナン、コリン・ファースと豪華な顔ぶれです。
■ Sam is the one. I know he is. I’ve never felt like this before.
▶︎ サムこそ私の愛する人よ こんな気持ちは初めて
”the one”とは、「その人」、ここでは「運命の人」を表します。”I know he is.”は、”I know he is the one.” (彼が運命の人だって私にはわかるの)の、”the one”が省略された形です。
■ Great couples of you two are for Sophie! A serial bride and a little hermit over here!
▶︎ 2人ともソフィーのいいお手本だわ! 結婚魔に独身主義者!
”Great couples of you two are for Sophie!”は、”You two are great couples for Sophie!”という通常の文から、”great couples”を前に出して、倒置にした形です。”serial”は、「連続した」という意味で、”serial bride”は「連続した花嫁」となります。ちなみに、”serial killer”(シリアル・キラー)は「連続殺人鬼」と訳されますね。 “hermit”は、「世捨て人」という意味です。
②映画:映画 :ラブ・アクチュアリー
クリスマスのロンドンを舞台に、19人の男女の間に繰り広げられる様々な愛の形を描いた作品です。”Love actually is all around.”(愛はどこにでも溢れている)をテーマに、ニュースになるようなものではなくても、それぞれにとって特別で大切な愛があることを気づかせてくれるこの映画は、クリスマスシーズンにぴったり。
■ Aren’t you a bit too young to be in love?
▶︎ 恋はまだ早すぎないか?
“too ~(形容詞) to …(動詞)”で、「…するには~すぎる」という文法表現が使われており、You are too young to be in love. (君は恋をするには若すぎる) という文を、否定形の疑問文にして、「君は恋するには若すぎるんじゃないか?」と言っています。
■ It would be great if we could be friends.
▶︎ お友達にならせて
would や could を用いた非常に丁寧な表現で、「もし(私たちが)友達になれたら素晴らしいわ/うれしいわ」という意味です。それに対してマークは “Absolutely” (もちろんだ) と答えますが、そこには複雑な心理があるのでした・・・。
■ Look, it’s just going to be you and me every night, for the rest of our lives.And I think that we are going to have to work on the sparkle for the rest of our lives.
▶︎ 気が変わりました 私は挑戦を恐れないので、危険な方を選びます。
“I changed my mind.” は「気が変わりました」と言う時の決まり文句です。“I’m not afraid of A” は「Aを恐れない」という意味で、Aには名詞形が入ります。名詞ではなく文の場合は”I’m not afraid that …” となるので注意しましょう。
■ You’re looking very pretty tonight.
▶︎ 今夜の君は美しい
会社のクリスマスパーティーでダンスをする上司のハリーと部下のミア。
ハリーのセリフは、女性への褒め言葉として使える表現です!日本ではなかなか聞きませんが、これくらいの褒め言葉は欧米では当たり前のようにかけられます。それに対してただ “Thank you.” (ありがとう) と言うのではなく、”It’s for you.” (あなたのためよ) というミアの返しは、好意を相手にストレートに伝える一言ですね。
いかがでしたか?
映画フレーズがネイティブのリアルな会話を学ぶには最適な教材です。好きな映画を自身の課題にし、フレーズをピックアップして意味を調べたり、何度もそのフレーズを聴いて同じように言えるよう、練習してみて下さいね。次回は、映画・海外ドラマから学ぶフレーズパート②です。