映画・海外ドラマから学ぶフレーズパート①

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はじめに

こんにちは、Learners編集部です。今回のテーマは”映画・海外ドラマから学ぶフレーズパート”。
人気海外映画やドラマのワンフレーズをピックアップし、日常会話や独特な言い回し等を学んでいこう!というものです。”これすぐ使える!”というものはどんどん使ってみて下さい。
第一弾は映画 『セックス・アンド・ザ・シティ 2』と映画 『キューティー・ブロンド』からピックアップしていきましょう!

①映画:セックス・アンド・ザ・シティ 2

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あの人気テレビドラマ “Sex and the City” (セックス・アンド・ザ・シティ) の劇場版第2弾。2008年の映画『Sex and the City (セックス・アンド・ザ・シティ) 』の続編で、前作から2年後のストーリーとなっています。キャリーの結婚で幕を閉じた前作から2年、ビッグとの結婚生活を送るキャリーは新たな問題と向き合うことに。今回はなんと、主人公たち4人でのアブダビへの豪華旅行に出かけます!その旅行先で、キャリーは懐かしのあの人と再会することに・・・。


■ I’m just saying, I think every couple has the right to make their own rules.

▶︎ 付き合い方のルールはそれぞれの自由よ

この冒頭の “I’m just saying” は、「私は単に・・・と言っているだけ」という表現です。自分の発言の意味を限定したい時に付け加えるといい表現です。


■ It was not exactly love at first sight. But it turns out, it was love. You are the first man to accept me for the man I actually am.

▶︎ 一目ぼれじゃなかった、でも愛が生まれた。あなたはありのままの私を初めて受け入れてくれた

“love at first sight” は、日本語でいうところの「一目ぼれ」。“It turns out” の it は形式的に文法上置いたものなので、「それ」とは訳しません。“It turns out that …” で「・・・ということが判明した、・・・ということになった」という意味で、ここでは that が省略されているパターンです。


■ Look, it’s just going to be you and me every night, for the rest of our lives.And I think that we are going to have to work on the sparkle for the rest of our lives.

▶︎ ねえだって、2人きりなのよ、毎晩、これからずっと。だったらキラキラした人生を送る努力をすべきよ

一番初めの “look” は「見る」という意味の動詞ですが、ここでは、相手の注意を喚起する時に使う「ねえ」という意味で使われています。「残り」という意味の “rest” を使った “for the rest of …” は、「残りの・・・の間ずっと」という意味の表現です。ここでは「残りの私たちの人生ずっと」となりますね。“work on” は、「(努力して)~に取り組む」という意味で、キャリーは夫婦2人で “sparkle” (きらめき、キラキラ) に取り組まなければならないと言っています。

②映画:映画 :キューティー・ブロンド

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出典:http://eiganokotoba.jp/M202

ブロンドヘアのおしゃれな女子学生がハーバードのロースクール(法科大学院)に入学して奮闘・活躍するストーリーを描いたガールズパワームービー。
アメリカではブロンド(金髪)ヘアの女性は、着飾ることに熱心で見た目は美しくても頭は悪いというのが定番のイメージ。映画の主人公エルはこんなイメージのままのブロンドガールですが、アメリカでもトップ3に入るハーバードのロースクールに入学し、イメージを覆して成功していく痛快ストーリーです。ブロンドに対してブルネット(黒っぽい髪)は上品・知的なお嬢様のイメージで、映画の中ではエルのライバルのヴィヴィアンがそれにあたります。彼女がいつもつけているパールのネックレスは、ブルネット族の定番アイテムです。


■ You’re breaking up with me because I’m too blonde?

▶︎ 私がブロンドだから別れるの?

“break up with …” は、「…と別れる」という意味で、恋愛に関する会話では欠かせないフレーズです。英語は主語がはっきりしているので、”A break up with B” となると「AがBと別れる」つまり「AがBをふる」となり、どちらが別れを切り出したのかがわかります。“blonde” は名詞で「ブロンドの女性」という意味ですが、形容詞では「ブロンドの」の他に「天然ぼけ、どじな」という意味があります。このセリフではブロンドを強調して”too blonde”=「ブロンドすぎる」と言っています。


■ Oh my gosh… you guys have to help me pick up the perfect outfit.

▶︎ あぁどうしよう・・・完璧な服を選ぶの手伝って

“you guys” は「あなたたち」という意味で、guy は主に「やつ」と男性に対して使われますが、”you guys” と複数形で呼びかける時には、女性に対しても使われます。help (人)+動詞の原型~で、(人が)~するのを手伝う、という意味なので、ここでは私が完璧な服を選ぶのを手伝う、となります。“pick up” は「選ぶ」という意味で日常会話でよく使われる表現なので覚えておきましょう!“have to …” は「…しなければならない」という意味なので、あなたたちは手伝わなきゃだめよ、と強くお願いしています。


■ Look, it’s just going to be you and me every night, for the rest of our lives.And I think that we are going to have to work on the sparkle for the rest of our lives.

▶︎ 気が変わりました 私は挑戦を恐れないので、危険な方を選びます。

“I changed my mind.” は「気が変わりました」と言う時の決まり文句です。“I’m not afraid of A” は「Aを恐れない」という意味で、Aには名詞形が入ります。名詞ではなく文の場合は”I’m not afraid that …” となるので注意しましょう。


■ Remembering that first impressions are not always correct… you must always have faith in people… and most importantly, you must have faith in yourself.

▶︎ 第一印象が常に正しくはないことを覚えておいて。いつも人に対する信頼を持つこと、そして最も重要なのは、いつも自分を信じることです。

“first impression” は日本語でもそのまま「第一印象」という意味です。 “faith in A” は「Aに対する信頼、信用、信念」という意味で、後半を直訳すると、「人に対する信頼を常に持たなければなりません。そして最も重要なことに、常に自分に対する信用を持たなければなりません」となります。「自分を信じる」という日本語にぴったりくるのが、この “faith in oneself” という表現なので、ぜひ覚えておきましょう。

いかがでしたか?

映画フレーズがネイティブのリアルな会話を学ぶには最適な教材です。好きな映画を自身の課題にし、フレーズをピックアップして意味を調べたり、何度もそのフレーズを聴いて同じように言えるよう、練習してみて下さいね。次回は、映画・海外ドラマから学ぶフレーズパート②です。