留学中の奨学金について① -日本学生支援機構:第一種奨学金-

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はじめに

こんにちは、ラーナーズ事務局です。皆さんは留学中の奨学金について知っていますか?海外へ留学をするには「資金」が必要です。海外に行きたいけれどその資金を現時点で自分で用意出来なくて困っている、もしくはそれによって諦めようとしている方もいるはずです。今回は日本学生支援機構(JASSO)が実施する利子のつかない第一種奨学金についてご説明していきます。

留学の資金準備及び奨学金の選択について

多くの国ではビザ発給に際し、経済力の証明が必要となります。しかし、現地でのアルバイトを禁止したり、制限している国も多くあります。そうなるとやはり、資金は留学する前に準備する必要があります。日本ではどういった団体・組織が奨学金を支給しているのかきちんとおさえておきましょう。

日本学生支援機構(JASSO)の奨学金

◎海外留学の為の奨学金

外国の短期大学・大学・大学院に短期留学をする国内の大学等に在学する学生、学位取得を目的として積極的に海外の大学院に進学を希望する人、「海外留学支援制度」による給付を受ける人を対象としたものがあり、利息の付かない第一種奨学金と、利息の付く第二種奨学金があります。これらとあわせて入学(留学)時の一時金として貸与する留(入)学時特別増額貸与奨学金(利息付)があります。

◎第一種奨学金(短期派遣給付者・海外協定派遣対象)

対象:平成28年度以降の海外留学支援制度(協定派遣)の給付を受ける者のうち、3か月以上1年以内の期間で短期留学する者なお、次の者は申請対象外です。

a.海外留学支援制度(協定派遣)の給付期間が3か月未満の者
b.平成27年度海外留学支援制度の対象者であって、引き続き平成28年度に給付を受けている者
c.国内の第一種奨学金を貸与継続中の者(国内の第一種奨学金との併用貸与は不可)

申し込み方法:奨学金の申込みは、在学している国内の学校を通じて行います。

貸与基準:国内奨学金(在学採用)の第一種奨学金と同じです。ただし、第二種奨学金の貸与を併せて受ける場合は併用貸与の基準が適用されます。

▶︎国内(申込資格・申込基準)についてはこちら:
http://www.jasso.go.jp/shogakukin/moshikomi/zaigaku/koho_kettei.html
※上記貸与基準を満たしたうえで、別に定める経済的要件に合致する者(大学院在籍者を除く)は、所得連動返還型無利子奨学金制度の対象とします。(貸与月額は変わりません。)

▶︎所得連動返還型無利子奨学金制度:
http://www.jasso.go.jp/shogakukin/seido/type/1shu/shotokurendo.html

貸与期間:海外留学支援制度(協定派遣)の支給開始月から支給終了月まで(途中辞退可)

貸与金額:国内奨学金の第一種奨学金と同じです。
▶︎国内(第一種奨学金の金額)についてはこちら:
http://www.jasso.go.jp/shogakukin/seido/kingaku/1shu.html

留学時特別増額貸与奨学金:毎月振り込まれる月額とは別に、留学にかかる一時的な経費に対応するため、希望する人は更に一時金として特別増額貸与を申込することができます。
貸与金額:10万円・20万円・30万円・40万円・50万円の選択制

保証制度:人的保証制度(連帯保証人と保証人を選任)と機関保証制度(一定の保証料を支払うことにより保証機関の保証が受けられる制度)、どちらかを選択することになります。
▶︎機関保証制度についてはこちら:
http://www.jasso.go.jp/shogakukin/seido/hosho/kikan/index.html

第一種奨学金(海外大学院学位取得型対象)

対象:平成28年度以降の海外留学支援制度(大学院学位取得型)の給付を受ける者(大学院生)
※在学採用の場合は現在給付を受けている者(大学院生)
なお、次の者は申請対象外です。
a.海外大学院の途中年次から新たに平成28年度以降の海外留学支援制度(大学院学位取得型)の給付を受ける者
b.国内の第一種奨学金を貸与継続中の者(国内の第一種奨学金との併用貸与は不可)

申し込み方法:奨学金の申込みは、国内の在学校または出身校を通じて行います。
なお、海外留学支援制度(大学院学位取得型)に個人応募により採用され、第一種奨学金(海外大学院学位取得型対象)の貸与の対象となる方には、日本学生支援機構より申込方法等をご案内します。
※在学採用の場合は日本学生支援機構宛に直接申込みます。

貸与基準:人物・健康・学力の基準は、海外留学支援制度(大学院学位取得型)に採用されていること。
家計基準については、国内の大学院の第一種奨学金と同じです。
ただし、第二種奨学金の貸与を併せて受ける場合は併用貸与の基準が適用されます

貸与期間:海外留学支援制度(大学院学位取得型)の支給開始月から支給終了月まで(途中辞退可)。
※在学採用の場合は海外留学支援制度(大学院学位取得型)の支給期間の内、機構で申込書の提出を受け付けた月から支給終了月まで(途中辞退可)

貸与金額
修士課程相当:5万円または8万8千円
博士課程相当:8万円または12万2千円

入学時特別増額貸与奨学金
入学時において、希望により入学月の基本月額に増額して貸与を申込むことができます。
※在学採用の場合は、入学月を貸与始期とする場合に限り申込むことができます。
貸与金額:10万円・20万円・30万円・40万円・50万円の選択制

保証制度
人的保証制度(連帯保証人と保証人を選任)と機関保証制度(一定の保証料を支払うことにより保証機関の保証が受けられる制度)の両方への加入が必要です。

いかがでしたか?

今回は日本学生支援機構(JASSO)が実施する第一種奨学金についてご説明してきました。
次回は第一種よりも条件のハードルが低い第二種奨学金についてご説明していきます。
自分の経済状況、留学方法・期間にはどの奨学金が最適なのか事前に調べ、選択をしましょう。