海外留学の人気国のお金事情について
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はじめに
留学で海外に行くとなると、もちろん日本円ではなくその国の貨幣を使用しなければならなくなりますね。現地の空港に降り立って、その国の貨幣について何も知らないと非常に困ることになります。そのため留学に行く前にあらかじめ留学先の国のお金について基本的な知識をつけていきましょう。
また質問が多い両替についてですが、両替は現地の空港や銀行、両替所、ホテルなどで可能です。もちろん日本国内からでも可能ですが、現地の方がレートが良い場合が多いため、余力があれば現地で両替するのも良いでしょう。
国別お金事情
続いて海外留学の人気国それぞれのお金事情についてご紹介します。
①貨幣の種類について
ドル
セント
流通している通貨は、紙幣が1、5、10、20、50、100ドルの6種類で、硬貨が1、5、10、25、50、100セント(=$1)の6種類です。
②チップは必要か
アメリカではチップの習慣があり、レストランやタクシーでは料金の合計金額の15~20%ほどがチップの相場です。ベルマンは荷物の大きさや個数によって1個につき$2~3。ベッドメイキングは枕元などに$1~2。1ドル札はチップとして頻繁に使用するので両替の時に多めにもらっておきましょう。
③その他の情報
アメリカではかかる州は少ないですが、外食税というものがかかる場合も。その金額は料金の合計金額のだいたい10%前後。外食をする場合はあらかじめ決めている予算をオーバーしてしまいがちなので、外食税も含めて予算を考えると安心です。逆に州によって衣料品は税がかからなかったりと、ちょっと嬉しい税の仕組みもあるため、自分の留学先の州の税事情について調べておくと良いかもしれません。
①貨幣の種類について
ニュージーランド・ドル
セント
流通している通貨は、紙幣が$100、$50、$20、$10、$5の5種類で、硬貨が$2、$1、50セント、20セント、10セントの5種類です。
②チップは必要か
ニュージーランドは基本的にチップの習慣はありません。特別なサービスを受けた場合は、気持ちとしてNZ$5~10程度渡しましょう。
③その他の情報
ニュージーランドではクレジットカードやEFTPOS(デビットカード)での決済が非常に充実しているため、現地の人が買い物する際に現金を持たない人が多いです。 しかし、留学、ワーキングホリデー、観光でニュージーランドに滞在する場合、日本のクレジットカードを使うと為替が発生するため、手数料などの問題も生じてきます。 そのためよほどの長期滞在をしない限りは現金での取引をお勧めします。
①貨幣の種類について
フィリピン・ペソ
センタボ
流通している通貨は、紙幣がP1000、P500、P200、P100、P50、P20の6種類で、硬貨がP10、P5、P1、¢50、¢25の6種類です。細かく見ればまだ貨幣はあるのですが、ほとんど出会うことはないので以上の種類を覚えておけば不便はないでしょう。
②チップは必要か
フィリピンではチップの習慣があり、レストランやタクシーでは料金の10%ほどがチップの相場です。空港やホテルで荷物を運んでもらった場合は荷物1個につきP10~20程度渡しましょう。
③その他の情報
フィリピンでは、両替所、空港、ホテル、銀行、大型ショッピングモールなどで両替が可能です。マニラやセブなどの大都市であれば、両替所は街中にたくさんあるので利用しましょう。また小さい両替所で両替を行うと両替詐欺の被害に遭う可能性があるため、なるべく大きな場所にある両替所で行うことをお勧めします。また地方に行くとレートがぐっと悪くなるため、あらかじめ都市でまとまったお金を両替した方が良いでしょう。
①貨幣の種類について
カナダドル
セント
流通している通貨は、紙幣が$5、10、20、50、100の5種類で、硬貨が5、 10、25(クオーター)、$1(ルーニー)、$2の5種類です。
②チップは必要か
カナダではチップの習慣があり、レストランやタクシーでは料金の15%ほどがチップの相場です。ただしセルフサービス形式のレストラン(カフェテリア、ファーストフードなど)は不要です。ホテルに滞在する場合は朝、枕またはベッドサイドテーブルの見えやすい所に一つのベッドに付き1カナダドルを置きましょう。
③その他の情報
カナダでは、消費税に相当する税金として連邦政府の物品サービス税(GST)と州税の2種類があり、 それぞれ商品、宿泊料、食事、サービス等について課税されます。州税は留学先の州によって%が異なります。低いところでは0%、高いところでは15%とかなり幅があるため現地に行って慌てないように、あらかじめ確認しておきましょう。
①貨幣の種類について
ポンド
ペンス
流通している通貨は、紙幣が£5、£10、£20、£50の4種類で、硬貨が1p、2p、5p、10p、20p、50p、£1、£2の8種類です。
②チップは必要か
イギリスではチップの習慣があり、レストランやタクシーでは料金の15%ほどがチップの相場です。ただし、アメリカほど習慣が義務化しているわけではなく、安いホテルやレストランなどでは不要な場合も多いため、自己判断で。またお会計を頼んだ時にレシートに“gratuities”や“Service Charge”と書かれている場合は既にチップが含まれています。不安な場合はレシートを確認してみると良いでしょう。
③その他の情報
スコットランドと北アイルランドでは独自の紙幣を発行していて、通貨はポンドで貨幣価値も同じです。これらはイギリス国内で普通に使用することができるため、何かの機械で手に入れた時は慌てないように。ただ、日本に持ち帰ったところで日本国内では両替できないため、イギリス国内でポンド紙幣に両替しておくことをお勧めします。
おわりに
いかがでしたか?日本の貨幣に慣れていると、海外の貨幣は種類が多く難しそうに思うかもしれませんが、最低限種類を覚えておけばすぐに慣れるので大丈夫です。そして紙幣に関してはよく使うものはやっぱり小さい額なので、両替時は多めに両替しておくと便利です。また国によっては州ごとに税金や支払い形態が異なることがあるので、自分の留学先の地域について調べておくと安心でしょう。